アサギマダラ

 

*タテハチョウ科マダラチョウ亜科
*出現時期…6月中旬頃と8月〜9月
*分布…尾瀬、武尊山、日光白根山。
*発見難易度…☆☆☆

 アサギマダラは長距離移動するチョウとして知られています。アサギマダラの移動は気温の上昇につれて北上し、6月には群馬でも標高千m界隈で見られ、その後、山岳地帯ですごし気温の低下する秋に再び南下していきます。 幼虫のエサとなるイケマはたくさんありますが、いままでこちらで世代交代をしないものと考えられてきました。
 しかし、玉原において利根沼田を愛する会の会長であるFさんが、6月においてイケマへの産卵、その後の幼虫の成長などを確認されました。つまり、春先の北上によりやってきた個体がこちらで産卵し、それら羽化したものが秋に大発生するアサギマダラの一部だったのです。やはり常識に捕らわれてはいけないのですね。それにしても、すごい発見です。
 アサギマダラの魅力として、その羽の美しさもさることながら、飛び方に風情が感じられます。通常のチョウは上下移動が激しく、せわしない感じですが、アサギマダラはヒラヒラと優雅に舞いつつ、ほぼ水平移動する所がなんともはかな気。

 羽の内側の白色部は鱗粉を持たず透けて見えます。それゆえ、移動場所を突き止めるためのマーキング調査では、マジックで捕獲場所を書いたりするのです(実際、綺麗に書けます)。

 アサギマダラの名前の由来は、羽の色があさぎ色だから。




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