ハルリンドウとタテヤマリンドウ
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*リンドウ科リンドウ属(春竜胆) 従来、タテヤマリンドウと呼ばれていたものですが、須藤志成幸先生(尾瀬保護専門委員)の発表によりハルリンドウと判明いたしました。根生葉はロゼット状につき、卵形で3cm程の大きさがあります。通常、木道からこの花を眺めるとヌマガヤやホロムイスゲの枯葉が被っているため根生葉が見えません。そのためタテヤマリンドウと誤認してしまったのでしょう。この根生葉は花期には霜などで紫褐色を帯びますが、秋には緑色の越冬葉が枯葉に埋もれて生育しています。 写真下は白花品で珍しいので撮っておいたもの。須藤先生も1988年に白花品ということで撮られたようですが、以前からハルリンドウなのではと考えられていたそうです。でも、従来の説を覆すのに12年も必要とするなんて大変なんですね。先生も非常に喜んでおられました。 ただ、須藤先生がおっしゃるには、このタテヤマリンドウも本来のものとは異なるそうです。私自身、本物のタテヤマリンドウを見ていないので違いがよく分からないのですが、もしかしたらハルリンドウの品種または変種として須藤先生が発表される日が近いかもしれませんね。楽しみです。 |