ヒメネズミ

 

 

*ネズミ目ネズミ科
*出現時期…通年
*分布…尾瀬、武尊山、日光白根山
*発見難易度…☆☆☆☆

 私もいよいよもって老境に達したか、変人の道を突っ走るのか、ヒメネズミを飼育してしまいました。始めは自宅周辺のネズミの種類を知るためトラップを仕掛けたのですが、ドブネズミやアカネズミよりちっこいこのヒメネズミは殺すことが出来ず、3週間程寝食共にしました。
 写真上右のように小さな手でヒマワリの種を食べている姿はムチャクチャ可愛い。ついでにグルーミングしているときの姿は涙もの。俺も年老いたんかな。

 ヒメネズミは主に森林内に生息しており、アカネズミより標高の高い所に生息しています。日光白根山の亜高山針葉樹林帯ではシラビソの実が好きなようですし、武尊山の広葉樹林帯ではブナやミズナラの実をせっせと食べています。まあ何でも食べるのですが、山の中で写真下右のような樹木を見かけたことはありませんか?
 これはブナの木ですが、ブナの実の成り年になるとネズミが一気に数を増やしてしまうため、冬場のエサが急激に減りブナの樹皮(内皮)を食べてしまうのです。つまり、この食痕が出来上がった年はブナの実が豊富であったことを物語っています。
 一概にこの食痕がヒメネズミの仕業とは断定できませんが(ウサギの可能性あり)、私が知りうる限りではアカネズミよりヒメネズミの方がブナ林での生息数が多いので、ネズミならヒメネズミでしょう。

探してみよう トップページ