裏燧の各湿原(名前は尾瀬ヶ原側から)…紅葉シーズンはこのルートが一番
1、兎田代
ウサギが多いためその名がついたそうで、三条ノ滝方面へ下る途中にあります。一度遭難者が出て暗闇の兎田代を歩いていたら、ムササビがけたたましい声をあげて飛び回っていて、おっかない思いをしたことがあります。ワタスゲやコバギボウシ、湿原前後の登山道にはコイチヨウランやアリドウシランが多く見られます。
2、天神田代
ほとんど湿原ではありません。ブナの樹林の間から燧ヶ岳の岩稜と爆裂火口部が眺められるくらい。
3、ノメリ田代
出戸深沢を過ぎた所にあります。オオシラビソなどの木立の多い傾斜湿原で池塘は階段状になっています。この湿原に入る手前には、ラクダの形をしたダケカンバの巨木があります。
4、横田代
最初に西田代があり、小さな林を挟んで横田代となります。キンコウカなどが多い中間湿原で、紅葉時にはベニサラサドウダンやハウチワカエデ、ミネカエデがとてもきれいです。
5、上田代(うわたしろ)
入深沢を越えたところにあり平ヶ岳がよく見えます。オオシラビソやネズコの他、ハイマツとキタゴヨウの交配種であるハッコウダゴヨウが生育しています。燧裏林道の中で一番大きく、緩やかな起伏のある傾斜湿原。
6、姫田代
御池から田代坂を登ったところにある小さな湿原。
7、御池田代
この湿原もそれほど大きいわけではありません。流れに沿ってマルバダケブキやコバイケイソウが生えており、水中には淡水もずくといって、海にいるもずくの仲間が生育しています(単なるコケにしか見えないかもしれませんが)。その他シロバナノコバギボウシや尾瀬ヶ原に生育していないオニシオガマもあります。
裏燧橋
以前は木道の橋がかかっていたのですが、渋沢の土石流で崩壊が頻繁にあったので新しく作り直されました。私としては、ヨッピの吊り橋よりこちらのほうが高度もあり楽しいと思いますがいかがでしょう。
