イヌワラビと似た仲間

 
       イヌワラビ                  ニシキシダ

 
       ヤマイヌワラビ             カラクサイヌワラビ

ミヤマイタチシダ

*イワデンダ科メシダ属
*発見難易度…☆☆

 イヌワラビ(犬蕨)は主に低地に分布し、東京都内でも街路樹の下に生育しているなど普通に見られるシダ植物。
 食べられず役に立たないことを「イヌ」と表現するらしく、このシダがワラビのように食べられず役に立たないことからイヌワラビとついたそうです。
 このイヌワラビは分布が広いだけでなく変異も多く、写真のニシキシダ(錦羊歯)はイヌワラビの品種で白色の斑が入ります。新葉の頃はとてもきれいですよ。特徴は葉身上部が急に狭くなって穂状の鋭尖頭になっています。

 中段左のヤマイヌワラビ(山犬蕨)は山地帯に分布し、中軸、羽軸ともに紫褐色を帯びるのが特徴。ヤマイヌワラビも変異や交雑種が多く、ヤマイヌワラビとオゼサトメシダの雑種であるオゼオオサトメシダは尾瀬ヶ原など湿原で見られます。

 中段右のカラクサイヌワラビ(唐草犬蕨)は小羽片が丸みを帯びており(鈍頭)、最下段の裂片が一方だけ突き出て大きいのが特徴。主に尾瀬や武尊山の落葉広葉樹林下で見られます。

 下段のミヤマイタチシダ(深山鼬羊歯)はオシダ科オシダ属で上記4つと異なりますが、結構似ているので紛らわしいシダ。ただ、羽片と羽片の間隔が空いており葉が照るので見れば違いが分かることと思います。分布は尾瀬、武尊山、日光白根山など山地帯。




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