キアゲハとナミアゲハ

キアゲハ

アゲハチョウ

キアゲハの幼虫

*アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
*出現時期…6月〜9月
*食草…キアゲハはセリ科ナミアゲハはミカン科
*分布…尾瀬、武尊山、日光白根山
*発見難易度…☆☆

 キアゲハは前ばねの付け根が黄色地に黒のスプレーをかけたような模様で、ナミアゲハは黒色の横筋が入ります。尾瀬にいるキアゲハの幼虫(写真下)はオオバセンキュウなどのセリ科植物を食べています。ナミアゲハの食草はミカン科なので、夏ミカンやグレープフルーツの種を庭に植えればきっとナミアゲハが舞って来るでしょう。
 キアゲハは標高0m〜2千m超級の高山帯でも確認できますが、ナミアゲハは平地に多く生息しているようで尾瀬や武尊山、日光白根山では、ほとんど見かけません。

 ミヤマカラスアゲハ同様、キアゲハのオスも地上で吸水行動をとるため沢伝いや河川敷などで写真上のような姿が見られます。また、標高2000m以上ある山の頂上でよく飛んでいるのもキアゲハ。2〜3匹がなわばり争いしている姿がよく見られ、後翅がボロボロになって半分くらいしかないのに争っている奴もいたりします。
 このような行動を占有行動といい、メスが山頂に上がってきたところで交尾できるようオス同士がなわばり争いをするのです。また、このように山頂で占有行動をとることを山頂占有性と呼びます。
 至仏山や笠ヶ岳での食草はミヤマウイキョウなどセリ科ですが、あんな細い葉っぱで食欲が満たされるのだろうかと、いらぬ心配をしてしまう。




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