危険木に目印を
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みなさんが山道を歩いていると、道を塞ぐ倒木に出会ったことが一度はあるはずです。「面倒だな」と考えるだけで、自分の頭上から落ちてくることに注意を払いながら歩く人はいないのではないでしょうか。
実際問題、鳩待峠〜山ノ鼻において、平成10年に倒木による死者が発生しました。倒木による人身事故の確率は極めて低いのですが、それでも危なっかしい場所は尾瀬にも多数存在します。
事故以来、危険木についての警告も多少は増えましたが、それでも既に倒れて木に引っ掛かっているものだけで、単なる立ち枯れ木には何ら措置が講じられていないのが現状です。立ち枯れでなくとも寿命で梢が枯れかけているものも危ないですし、登山道伝いは踏み付けで根が痛んでいるので、周囲の樹木も危ない。そう考えると、全てが危険木のようで取り留めがなくなってしまいますが、最低ラインの表示はしたほうがいいように思います。目印を設置すると、管理者として責任を追求されるのではとややこしく考えがちですが、倒木は自然現象ですから損害賠償請求されることはないでしょう(まあ、相手次第だが)。なんたってここは特別保護地区で、危険木であろうが許可なしに伐採することはできないのですから。
せっかく、木道のスリップしやすい箇所の看板設置がなされているのだから、景観を損ねないような目印をつけることは問題ないように思うのですが。
ただ、問題となるのは誰がやるのか?登山道脇のどのエリアまで印すべきなのか?ということです。山小屋の人や財団の人は忙しいようなので、遭難救助隊や山岳会が行うことができないものか?でも、予算がないか…。
ただ、三条ノ滝へ下りるときの一番目の階段にあるコメツガの枯れ木だけは、なんとかしてもらいたいです。登山者のスリップ防止のため、このコメツガにチェーンが巻き付いておりますが、通る度にみんながチェーンを頼るので、いつもグラグラ動いています。何か起きては遅すぎます。あれだけは、除去しないと危なすぎる。
現状ではそのような動きはないので、みなさんは湿った雪による倒木の多い春先と、暴風による倒木の多い台風シーズンはむやみに山へ入らないことですね。ツアーであってもキャンセルする勇気は持った方がいいと思いますし、個人で来たなら自己責任を貫いてください。