キツツキとコガラの巣

 写真上はキツツキの巣のようで、かなり深くまで穴が開いていました。アオゲラなのか(オオ)アカゲラなのかは、巣だけでは私にはわかりません。ちなみに樹木はブナです。
 尾瀬やその周辺には(オオ)アカゲラ、アオゲラ、コゲラなどがいますが、昆虫の探し方がおもしろい。まず、樹木の下側に留まり、上へトコトコ登りながら虫を探し、見つかると例のドラミングを開始します。さらにまた登り、上まで行くと飛び立ち別の木の下へ移動するのです。
 これと同じ行動をとるキバシリや頭を下にしながら幹を下りることのできるゴジュウカラなどカラ類は、樹皮を剥がして裏にいる昆虫をとらえます。樹木がはげているのは彼等の仕業。
 写真下はコガラの巣で3m程もある大きな岩の隙間に作っていました。通常、コガラは枯れ木に自分で穴を開けたり、左のキツツキの巣を利用したりしますが、こんな所にも作るんですね。巣材は広葉樹の葉や樹皮、コケなど。
 ところで、私が今住んでいる家は土壁作りの昔の家なのですが、土壁の崩れた柱付近は昆虫が住むせいかコンコンコンコンとアオゲラがドラミングし続けたため、壁が破壊されて大きな穴が開いてしまいました。
 しかもこのアオゲラは、雨の日や吹雪いた日にその穴から天井裏に侵入し避難小屋代わりに利用しているのです。屋根裏からトン、トン、トンと両足を揃えてホッピングしている音は無気味でなりません(この時始めてアオゲラがホッピングして歩くことを知った)。気になるのでホウキで天井を叩くと静まるのですが、2〜3分すると再びトン、トン、トンと歩き始めて逃げようともしません。最近では私も根負けして、雨の日と吹雪きの日だけは大目にみてやろうと悟りました。でも、壁と柱だけはこれ以上破壊しないでくれ!キツツキに柱をやられたため家が倒れ、下敷きになって死んでしまったら余りにも情けない。

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