コバイケイソウとバイケイソウ

コバイケイソウの画像コバイケイソウ

バイケイソウの画像バイケイソウ

*ユリ科シュロソウ属(小梅惠草)
*名前の由来…バイケイソウより小さいということ。梅とは花が梅の花に似ていて、惠はシランの葉に似ているから。
*開花時期…6月下旬〜7月中旬
*分布…尾瀬沼、至仏山、笠ヶ岳、アヤメ平、武尊山はコバイケイソウ。日光白根山はバイケイソウ。
*発見難易度…☆☆

 コバイケイソウは花穂にふくらみがあり花は白く、バイケイソウは緑白色で一見して地味です。至仏山などの多雪地には葉裏脈上に突起毛のあるコバイケイソウの変種、ウラゲコバイケイが生育しています(実際に見ると腺点のような感じ)。これらは毒があり、新芽の頃はギボウシと似ているので注意が必要。
 食べると嘔吐、血圧低下、手足のしびれが起きてくるそう。バイケイソウは竜宮近辺で見られますが、数が少なくそう滅多に咲いている姿は見られません。また、コバイケイソウ、バイケイソウ共に毎年花を咲かせるわけではなく、3年程の周期で散在して咲き、10年ほどの周期で大群落を形成して咲くため必ずしも花の群落が見られるとは限らないのです。もし山へ登って、コバイケイソウの大群落に出会えたら、それは非常にラッキーなこと。

 日光白根山ではバイケイソウが主でコバイケイソウがほとんどないのは、興味深いところ。バイケイソウは主に北海道や本州北部に分布しコバイケイソウは日本海側に分布していることから、コバイケイソウが太平洋型気候の影響も受けている日光白根山に生育できないのかもしれません。

 




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