ミヤマカラスアゲハとカラスアゲハ

 
     ミヤマカラスアゲハのオス          ミヤマカラスアゲハの吸水


      カラスアゲハ 

*アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
*出現時期…6月上旬〜9月
*食草…オオバキハダ
*分布…尾瀬、武尊山、日光白根山
*発見難易度…☆☆

 黒っぽく地味なチョウと思われがちですが、飛翔している時のミヤマカラスアゲハの金属青緑色の輝きには目を奪われ、つい立ち止まってしまいます。大型なだけに山では一層目立つチョウ。写真下段のカラスアゲハに似ておりますが、輝きが全然違います。尾瀬、武尊山、日光白根山ではミヤマカラスアゲハがほとんどで、カラスアゲハは標高の低い地域で多く見かけます。ただ、ミヤマとはついていますが、食樹さえあれば平地にも生息しているとのことです。

 写真上右はオスのミヤマカラスアゲハが沢伝いで吸水行動をとっているところ。この行動はオスだけに見られカラスアゲハやキアゲハなどにも見られます。じっくり観察すると、水をチューチュー吸いながら10秒置き位にお尻から水をシャーシャー流してます。そんなに流すなら無理して飲まなくてもいいのにと思ってしまう。
 吸水行動は以前、体温を下げるためや水分摂取のための行動と考えられていましたが、最近の研究によると無機塩類を摂取するための行動だそうです。

 ミヤマカラスアゲハとカラスアゲハの違いはカラスアゲハの前翅裏面の白色帯が逆三角形であり後翅裏面に白色帯がないのに対し、ミヤマカラスアゲハの前翅裏面は白色帯がほぼ同じ長さで後翅裏面にも白色帯があります。

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