モンキチョウ、キチョウ、スジボソヤマキチョウ


モンキチョウ


キチョウ


スジボソヤマキチョウ


交尾拒否

*シロチョウ科モンキチョウ亜科
*出現時期…6月〜10月
*食草…モンキチョウ、キチョウはマメ科植物、スジボソヤマキチョウはクロウメモドキ
*分布…尾瀬、武尊山、日光白根山
*発見難易度…☆(スジボソヤマキチョウは☆☆☆☆)
*レッドリスト…スジボソヤマキチョウ 群馬県評価(準絶滅危惧)

 こちらのモンキチョウは羽の縁と頭が赤いため、バンドをやってる兄ちゃんみたいでおちゃめなチョウです。ちなみに、雌は白色。モンキチョウはこちらでは、春先と8月以降に多く発生し、その間は余り見かけません。モンキチョウは前ばね裏の外縁に黒班が並んでおり、希少種であるミヤマモンキチョウにはそのような黒斑がありません。

 キチョウはモンキチョウより小型で目立った黒斑がないのが特徴。こちらでは8月に入ってから多く見られます。一般にキチョウは越冬するものと捉えられておりますが、フィールドで観察する限る片品村での越冬は不可能なのではと考えます。なぜ、そう考えるかというと、越冬したタテハチョウ類は春先よく見かけるのですがキチョウに関しては春先から発生時期の8月まで見かけたことがないんですよね。
 ただ、今後見つかる可能性もあるので春先は注意して観察していこうと思っております。

 スジボソヤマキチョウは3種の中で一番大きく白っぽくて、前翅がとんがっているのが特徴。似た仲間のヤマキチョウは、食樹がクロツバラであることから尾瀬に生息しているようです。尾瀬の場合だとシナノクロウメモドキ(オゼノクロウメモドキ)が食樹と考えられるので、いる場所はおおよそ検討がつきます。でも、どうせ登山道外だろう。
 一番下の写真は両方スジボソヤマキチョウですが、右のオスが左の蜜を吸っているメスに交尾を求めて突進しているところ。写真を見ると左の白いメスの腹部が上がり翅を広げておりますが、これはメスが交尾拒否をするときの行動です。どうやらオスはフラれちゃったよう。

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