オオウラギンスジヒョウモン

*タテハチョウ科タテハチョウ亜科
*出現時期…7月〜9月
*食草…スミレ科
*分布…尾瀬、武尊山、日光白根山
*発見難易度…☆☆

 オオウラギンスギヒョウモンは後ばねの裏にのみ白色班の列があり、その外側は紫色を帯びて光りに当たるとかなり目立ちます。なお、ウラギンスジヒョウモンには前ばねの裏にも白色班の列があり、前ばね先端は丸みをもっているのが違い。
 中大型のチョウはユリ科の花を好みます。それはユリの花の蜜を吸うのに大きさや形状が適しているため。また、ユリにとってもヒョウモンチョウ類の大きさ位のほうが花粉が付き易いというメリットがあります。そのための工夫として、ユリの葯はT字型になり掃除機の先のように自在に動くことができ、花粉がチョウの羽や体に付き易い仕組みになっているのです。
 なお、(オオ)ウラギンスジヒョウモンやウラギンヒョウモンなどは、写真のようにコオニユリ位の大きさがちょうどいいようで、より大型のヤマユリやカノコユリには(ミヤマ)カラスアゲハなどが吸蜜しにやってきます。
 お互いが争わないよう、うまくできているものです。

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