コース案内
尾瀬ヶ原や尾瀬沼よりかなり離れているため、訪れる人が少ないルートです。しかし、このエリアは特別保護地区でないため釣り客や山菜きのこ採りには、たまらない所といえるでしょう。
登山口でもある小沢平(こぞうだいら)からはブナの原生林がはじまり、真直ぐ伸びるブナの大木の様子は群馬側とは違った景観。
ここへ来るからには渋沢温泉に是非泊まっていただきたいし、近くにある渋沢大滝にも寄ってほしいものです。
登山口には尾瀬口山荘手前の駐車場と少し御池寄りの所に渋沢温泉小屋専用駐車場がありますが、渋沢温泉へ宿泊するなら専用駐車場へ停めたほうがいいかもしれません。
登山道はほぼ、只見川と平行するルートですので多少湿った所もありますが、それ程支障はないと思います。やっぱり、沢の音を聞きながらの登山は気持ちがいいもの。2時間もあれば十分に渋沢温泉に着きますので午後から入られてもいいですし、先に渋沢大滝を見物されてもいいでしょう。
この渋沢温泉小屋は、イワナを炭焼きで出してくれるのが嬉しいところ。さらに春なら山菜料理、秋にはここで採れたキノコの料理など食事内容はかなり充実しております。温泉も食塩重曹泉で横を流れる渋沢の岩が真っ白になっていることからも、本物の温泉であることが分かるはずです。
渋沢大滝へは、アップダウンの多いルートなので片道で1時間ほどかかります。シダ植物がブナの林床に生い茂っているためなんだか恐竜でも出てきそうな雰囲気を醸し出しておりますが、意外や可愛気なオコジョが登場してくれることもあります。

天神田代への分岐を通過すると、沢伝いにえぐられた岩盤が見えてきます。その岩盤の形状どおり、この渋沢は一旦雨が降ると一気に増水する荒沢なので、にわか雨や台風時には行かない方が賢明でしょう。分岐から30分もすると渋沢大滝に到着。

この渋沢大滝は滝つぼまで行くことができ、その迫力を存分に体験することができるので写真を撮るも良し、滝に打たれるも良し(良い子はしてはいけません)、本当にお勧めのスポットです。周辺にはチョウジギクなど珍しい植物も生育していますし、自然の状態がそのまま残されている貴重な滝といえるでしょう。尾瀬には名瀑百選の三条ノ滝がありますが、やっぱり観光地化していていまいち雰囲気を感じないと言う人はこちらへ来てみてください。また、周辺には広葉樹も多いので紅葉シーズンがお勧めです。
せせらぎの湯