タンスイカイメン

 カイメンは腔腸動物でイソギンチャクやクラゲ、サンゴもその仲間で、ほとんどが海で生息している中、淡水にいるのは非常に稀。尾瀬沼の波打ち際に生息していますが、ほとんど人の目に触れることのない生き物といえるでしょう。
 えさは、体の表面にある穴から水と一緒に入り、体の中にある「えり細胞」という特殊な細胞に捕らえられます。タンスイカイメンは一旦底に着生すると二度と移動しないので、尾瀬沼の取水による水位の増減がタンスイカイメンに与える影響が心配です。
 タンスイカイメンは尾瀬沼に生育するイトキンポウゲと1、2を争うほどの希少種であり、これらが生育しているからこそ、尾瀬沼の保護の重要性も高まってくるのではないでしょうか。

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